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「なんだか鼻の奥がヒリヒリする」「のどの奥に違和感が残る」「風邪をひきやすくて、しかもなかなか治らない」——もし、こんな症状に心当たりがあるなら、もしかすると上咽頭炎かもしれません。
こんにちは、40代主婦のりむです。実は私自身、20年以上もこの不調と付き合ってきました。何度も病院に通ってもなかなかスッキリせず、「この違和感、私だけ…?」と不安になった時期もあります。
同じように悩んでいる方へ、「ひとりじゃないですよ」という気持ちを込めて、私が長い時間をかけてたどり着いた”付き合い方”を、お話しします。
結論
20年以上慢性上咽頭炎に悩んできた私ですが、現在は病院でのBスポット治療だけに頼らず、自宅での鼻うがいと上咽頭洗浄を続けることで、以前よりかなり楽になりました。
もちろん症状が重いときは耳鼻科の受診が必要ですが、毎日のセルフケアは本当に大切だと実感しています。
※この記事は、あくまで私個人の体験談です。医療的なアドバイスではありません。症状の感じ方や効果には個人差がありますので、気になる症状があるときは自己判断せず、まず耳鼻科で相談してくださいね。
そもそも上咽頭炎(じょういんとうえん)ってどんな病気?
「上咽頭炎」と言われても、最初はピンとこないですよね。私も最初はそうでした。
上咽頭(じょういんとう)は、鼻の奥と、喉の上のちょうど境目あたりにある場所です。鼻から吸った空気が喉へと曲がっていく”カーブの内側”のような部分で、空気中のウイルスやほこりが最初に触れやすい場所でもあります。
この上咽頭が炎症を起こして、赤く腫れたりヒリヒリしたりしている状態が「上咽頭炎」です。慢性化すると、なかなかスッキリ治らず、長く続いてしまいます。

※わかりやすさを優先したイメージ図です。正確な解剖図ではありません。
また近年は、新型コロナに感染したあとに、上咽頭炎のような不調(のどの違和感や倦怠感など)が続く方がいる、という話もよく聞くようになりました。実際に、複数の耳鼻科や専門医が「コロナ後遺症(Long COVID)と慢性上咽頭炎の関連」を指摘していて、Bスポット治療(EAT)が用いられるケースもあるそうです。
※ただし、その仕組みはまだ研究段階で、はっきり解明されているわけではありません。コロナのあとに不調が続くときは、自己判断せず、まずは耳鼻科などの医療機関にご相談くださいね。

上咽頭は、自分では見えにくく、触れにくい場所。だからこそ、市販薬だけではケアしづらく、鼻うがいや上咽頭洗浄でのセルフケアが、私には助けになりました。
私が20年以上付き合ってきた慢性上咽頭炎
私が上咽頭炎の症状を感じ始めたのは、20年以上前です。
- 喉の奥がヒリヒリする
- 喉の奥が腫れぼったく感じる
- 痰が張り付いた感じがする
- 咳が続く
- 風邪が治っても違和感だけ残る
こんな症状を、何度も繰り返してきました。
最初は風邪だと思っていましたが、なかなか治りません。耳鼻科に行っても「原因ははっきりしない」と言われることが多く、モヤモヤしたまま過ごしていました。それでも諦めきれず、自分で症状を調べまくって、ようやく「上咽頭炎」という言葉にたどり着いたんです。同じように、病院で原因がわからず困っている方も、きっと多いのではないでしょうか。
Bスポット治療は効果を感じたけれど、本当に痛かった
上咽頭炎の治療で有名なのが、Bスポット治療です。
私も何度も受けました。
ただ、正直に言うと……本当に痛いんです。診察台に座るたびに憂鬱になるレベルでした。
しかも、当時通っていた病院は隣町。片道の移動時間もかかり、子育てや家事をしながら通うのは、かなりの負担でした。
もちろん効果を感じることはありましたが、「もっと自宅で何とかできないかな」と考えるようになりました。
20年通っても治らなかった ― 私がセルフケアに辿り着くまで
私が上咽頭炎と診断されたのは、20代のころです。当時地元では、Bスポット治療をしてくれる病院がとても少なくて、運よく市内に1軒見つけたものの、いつも本当に混んでいて、何時間も待つのが当たり前でした。
しかもBスポット治療は、1回で治るものではありません。何度も通わないといけないんです。独身で働いていたころは、そう簡単に会社を休めず、通院のたびに精神的にも体力的にもすり減っていきました。
その後、転勤や結婚・出産で生活が変わっていきました。出産の前後は、近くに頼れる人がおらず、家のことも育児もほぼ一人でこなしていたためか、出産前よりも再発の頻度が増えた気がします。「産後に無理をするとのちに体を壊す」とよく言いますが、まさにこういうことかと実感しました。それでも、助けてくれるところもなく、やるしかありませんでした。
今の家の近くでBスポット治療をしてくれる病院は、電車で何駅も行かないとありません。まだ小さい子ども二人を連れて、何度も通いました。治療のあとは涙も鼻水も止まらなくて、長男は小さいながらに「だいじょうぶ?」と声をかけてくれました。下の子はじっとしていられず、長い待ち時間がとてもつらそうでした。
そんな通院を続けるうちに、「もう、こんなに大変な思いをして通うのはやめよう」と思うようになりました。20年治療を続けても治らなかったのだから、これはもう”治す”のではなく、“うまく付き合っていく”ものなのかもしれない。そう考えて、自分にできるセルフケアの方法を探し始めました。そうして辿り着いたのが、今のルーティンです。
ちなみに私の場合、上咽頭炎では熱は出ません。だから逆に、熱が出たときは別の病気のサインで、受診すると決まってインフルエンザでした。「熱が出たら必ず病院へ」は、私の中での大事な目安になっています。
※これはあくまで私個人の体験です。症状の出方には個人差がありますので、気になる症状や発熱があるときは、自己判断せず医療機関を受診してくださいね。

つらい通院を20年続けてきたからこそ、「治す」より「うまく付き合う」方へ切り替えました。同じように悩んでいる方の、少しでも力になれたらうれしいです。
自宅で何とかしようとして失敗したこと
今だから笑える話ですが、当時はいろいろ試しました。
💡口から綿棒を入れてみた
ネットで上咽頭の場所を調べて、自分で綿棒を入れてみました。結果は失敗。喉を傷つけてしまい、断念しました。
💡鼻から細い綿棒を入れてみた
こちらも挑戦しましたが、痛すぎて続きませんでした。自分で上咽頭に届かせるのは、想像以上に難しかったです。
⚠️ これは私の失敗談です。喉や鼻はとてもデリケートな場所で、自己流で綿棒を入れるとケガの原因になります。危ないので、どうか真似しないでくださいね。

私は喉を傷つけてしまいました…。自己流で綿棒を入れるのは本当に危ないので、絶対に真似しないでくださいね。
現在続けているセルフケア
試行錯誤した結果、今は次の方法に落ち着いています。
サイナスリンスで鼻うがい
朝と夜を中心に、鼻うがいをしています。鼻の中の汚れや分泌物を洗い流せるので、調子が悪いときほど欠かせません。
💡 これから毎日続けるなら、洗浄ボトル3本+サッシェ250包の大容量キットのほうが1包あたりが割安でお得です。まずは上のスターターキットで試して、合いそうなら大容量に切り替えるのが無駄がないと思います。
ちなみに、使ったあとのボトルを清潔に乾かしておくのも地味に大事です。私は専用の置き台を使って、しっかり乾かすようにしています。
上咽頭炎じゃなくても。家族みんなの「毎日の鼻ケア」にも
サイナスリンスでの鼻うがいは、上咽頭炎の私だけでなく、家族みんなの毎日のケアとしても取り入れやすいと感じています。
鼻うがいは、鼻の中に入ってきた花粉やほこりを「洗い流して、すっきりさせる」習慣。花粉の季節や、空気が乾く時期、鼻がムズムズして気になるときなどに、私は無理のない範囲で続けています。
そして、子どもの鼻うがいには専用の「サイナスリンス キッズ(こども用)」もあります。痛くないように工夫された、子ども向けの鼻うがいキットです。対象年齢は4歳からで、4歳以上でも使うときは保護者が必ず立ち会ってあげてくださいね。
※お子さんが使う場合は、必ず商品の対象年齢・説明書に従い、保護者が見守って行ってください。鼻やのど、耳に不安があるときは、無理せず小児科・耳鼻科にご相談くださいね。
プレフィアで上咽頭洗浄
私が特に助けられているのが、プレフィアです。上咽頭付近まで洗浄しやすく、喉の奥に痰が張り付く感じがあるときは、かなり楽になります。
もちろん個人差はありますが、私にとっては、長年の上咽頭炎対策の中でもかなり満足度の高いアイテムです。
ちなみにプレフィアは、慢性上咽頭炎やBスポット治療(EAT)で知られる堀田修先生も薦める「上咽頭洗浄」のための洗浄液です。上を向いてそのまま注入する手軽な使い方もできますよ。

私のプレフィアの使い方(仰向けでじっくり洗浄)
時間があるときの、私のやり方も紹介しますね。私は仰向けになって、背中(肩の下)に枕を入れて肩の位置を高くし、顎が上を向くようにします。その状態でプレフィアを注入すると、洗浄液が上咽頭にたまるので、そのまま5〜10分ほど”プレフィア漬け”に。途中で頭を左右にゆっくり傾けて、液が満遍なく行き渡るようにもしています。たまった液は、そのまま飲み込んでしまって大丈夫です。
※これは私のやり方で、医学的な指導ではありません。やり方や感じ方には個人差があります。
⚠️ とても大切な注意:洗ったあとは強く鼻をかまない・すすらない
サイナスリンスでの鼻うがいや、プレフィアでの上咽頭洗浄をしたあとに、強く鼻をかんだり、ズルズルとすすったりすると、洗浄液や水が耳の方へ流れ込み、中耳炎を起こすことがあります。洗ったあとは、片方ずつ”やさしく”鼻をかむ程度にして、強くかむ・すするのは必ず避けてくださいね。

📋 メーカーの「使用上の注意」(プレフィア)
- 15歳未満のお子さんには使用させないこと
- 飲み込みにくさ(嚥下障害)がある方は使用しないこと
- 耳鼻咽喉科で治療を受けている方は、使用前に医師に相談すること
- 洗浄後は強く鼻をかまないこと(中耳炎予防)
- 鼻の洗浄のみに使い、目に入らないよう注意すること
※開封後は1〜1か月半を目安に使い切り、点鼻容器は清潔に保って3か月を目安に交換を。詳しい使い方・注意は、商品付属の説明書や公式サイトを必ずご確認ください。
もうひとつの大事な習慣:首の後ろを冷やさない
セルフケアと並んで、私がとても大事にしているのが、季節を問わず「首の後ろを冷やさない」ことです。
以前、夏に髪をポニーテールにして首の後ろを出していたら、上咽頭炎が悪化してしまったことがありました。そのときは耳の聞こえまで悪くなってしまい、本当にびっくりしました。
それ以来、夏は冷房の風から、冬は冷たい外気から、首の後ろを守るように意識しています。スカーフやストールで首元を温めるだけでも、私の場合は調子が違いました。髪をおろして首の後ろを隠すのも、地味ですが効果を感じています。
※これはあくまで私個人の体験で、感じ方には個人差があります。

首の後ろを温めるのは、お金もかからず今日からできるケア。冷房や冷たい風が苦手な方は、ぜひ一度ためしてみてくださいね。
最近、再発したときの記録
先日、辛いスンドゥブを食べたあとに、上咽頭炎が再発しました。
翌日は喉の奥がかなり腫れた感覚があり、
- ハレナース
- ルルアタックCXプレミアム(咳がひどい時に)
- カルボシステイン
などを使いながら様子を見ました。
それでも一番楽になったと感じたのは、やはりプレフィアによる洗浄でした。上咽頭に直接アプローチできる感覚があり、咳や違和感も少し落ち着きました。
※市販薬は、私が自分で使ったときの記録です。薬の選び方や飲み合わせには個人差がありますので、心配なときは薬剤師さんやお医者さんに相談してくださいね。
セルフケアのメリット
私が感じているメリットは、こちらです。
- 通院回数を減らせる
- 自宅で好きな時間にできる
- 症状が軽いうちに対処できる
- 日常的なケアとして続けやすい
セルフケアのデメリット
一方で、デメリットもあります。
- 症状が強いと、セルフケアだけでは限界がある
- 正しい方法を守る必要がある
- 医師の診断の代わりにはならない
- 劇的に治るわけではない
まとめ
慢性上咽頭炎は、本当にしつこいものです。私自身、20年以上付き合っています。
Bスポット治療で助かった時期もありましたが、今は鼻うがいと上咽頭洗浄を中心としたセルフケアで、以前より楽に過ごせるようになりました。
もし同じように、喉の奥の違和感や咳に悩んでいる方がいたら、一度耳鼻科で相談しながら、自分に合ったセルフケア方法を探してみてください。
長年悩んできた私だからこそ、「少しでも楽になる方法はある」とお伝えしたいです。

ひとりで抱え込まず、まずは耳鼻科で相談を。そのうえで、自分に合うセルフケアが見つかりますように。
※繰り返しになりますが、これは私個人の体験談で、治療を保証したり特定の方法をおすすめしたりするものではありません。症状が続くときは、必ず医療機関を受診してくださいね。


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